• 本

ラカンをたどり直す

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-309-25411-1
4-309-25411-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 329P 20cm

商品内容

要旨

構造主義に拠る精神分析の最高峰ジャック・ラカン。その難解にして緻密な思想(人間とは何か)の全貌を追う。つねに「フロイトに還れ」と唱導したラカン理論の、不在の自己をめぐる、精神分析の核心をわかりやすくたどり直す。決定版ラカン入門書。

目次

序章 知のアポリア
第1章 二つの症例
第2章 鏡像段階論
第3章 父の名前
第4章 シニフィアン
第5章 欲望と主体の運命
第6章 フロイトの覚醒
第7章 「もの」の顕現
第8章 人間という「症状」
第9章 立ち返るべき場所
終章 自己の収奪

おすすめコメント

人間とは何かを求めて、いまだに深く新しいラカンの難解な精神分析思想を、わかりやすくたどり直す。構造主義者ラカンの全貌を知るためのいまだに清新な決定版名著の復刊。

著者紹介

福原 泰平 (フクハラ タイヘイ)  
1955年、広島県生まれ。東京医科大学医学部卒業。法務省勤務などを経て現在、精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)