• 本

霊界 五十年の記録

河出文庫 な51−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-309-42111-7
4-309-42111-3
税込価格 792円
頁数・縦 214P 15cm

商品内容

要旨

異色の心霊・怪奇実話の記録。医師を父に生まれ、ひとの生き死にに接してきた作家が、後年傾斜した心霊の世界の体験談。「放送局の幽霊」「自殺者の霊」「三度見た霊は実在する」「神かくし」「幽霊坂」「心霊写真」「霊界夜話」など、胸奥に惻々と迫る傑作揃い。まざまざと視た人ならではの、恐怖の世界。

目次

亀井霊媒の実験
放送局の幽霊
自殺者の霊
三度見た霊は実在する
神かくし
森島左近の霊
幽霊坂
弟三郎との霊話
燈籠
散華
舞妓春菊
見えぬ客
無目的の霊
おかよ婆さん
白い人影
浄源霊
心霊写真
亡父の姿
巡礼の霊
ぽんた〔ほか〕

著者紹介

長田 幹彦 (ナガタ ミキヒコ)  
1887年、東京府生まれ。作家、作詞家。『明星』『スバル』の同人を経て、北海道を旅役者の一座に入るなどして放浪、その体験談を発表し、人気作家に。早稲田大学英文科を卒業の後、耽美的作風で、“幹彦潤一郎”と並称された。「金色夜叉」を書き継ぎ、祇園物の情話小説で一世風靡。作詞家としては、「祇園小唄」「島の娘」「天竜下れば」などを残す。戦後は心霊学に関心を示し、「超心理現象研究会」を主宰。1964年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)