偽善のすすめ 10代からの倫理学講座
14歳の世渡り術
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2014年2月 |
ISBNコード |
978-4-309-61683-4
(4-309-61683-6) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 210P 19cm |
商品内容
要旨 |
愛は地球を救わない?でも…偽善は誰かを救えるかもよ!?動機が純粋ならば、ひとを傷つけてもいいの?不純な気持ちでひとに親切にしたら、いけないの?倫理学と社会学から迫る、誰も知らない偽善の真実。 |
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目次 |
第1章 偽善って、なんだろう |
出版社 商品紹介 |
人間の行う善は、全て偽善だ。ならば、気が向いた時だけ善行をしよう。偽善者になろう。歴史を踏まえ、本当の倫理とは何かを考える。 |
出版社・メーカーコメント
愛は地球を救わない? でも……偽善は誰かを救えるかもよ!? 倫理学と社会学から迫る、誰も知らない偽善の真実。 【目次】 第1章 偽善って、なんだろう ◆スジを通す男 ◆電車で席を譲るのは偽善? ◆偽善は本当にいけないの? ◆偽善者のフリをするのは、いいひとである ◆偽善者はだれだ ◆偽善はだれかを救う 第2章 偽善の実態を見てみよう ◆古い雑誌 ◆むかしの高校生は偽善に悩んでいた ◆偽善者テスト ◆偽善と偽悪とヒポクリシー ◆寄付は偽善なのか ◆ディベートはつまらない ◆根拠のない話はするな ◆日本人は冷たい? ◆日本人はいくらぐらい寄付をしているのか ◆節税のために寄付をする偽善者伝説 ◆寄付は匿名ですべきという常識のウソ ◆不正はつねにある。けど、ごく一部である ◆寄付を偽善と批判する人は、むかしからいた 第3章 偽善くん波瀾万丈 下積み艱難辛苦編 ◆世界初の偽善批判 ◆聖書のなかの“偽善” ◆偽善者が主役のフランス演劇 ◆ドイツ哲学と偽善 ◆日本初の“偽善” ◆なかなか広まらなかった“偽善” ◆辞書の“偽善”のルーツ ◆明治中期の国語辞典 ◆明治後期の英和辞典 ◆新聞記事に登場した偽善 ◆小説のなかの偽善 ◆新聞投書「浅草の一夜」 ◆婚約者は偽善者 第4章 偽善くん波瀾万丈 成り上がり絶頂編 ◆中野好夫の「悪人礼賛」 ◆福田定良の「偽善者礼賛」 ◆すべての人間は偽善者である ◆偽善の罠 ◆偽善と化けの皮 ◆偽善者でなければしあわせなのか? 第5章 偽善くん波瀾万丈 暗雲凋落編 ◆まだまだ続くよ、偽善肯定論 ◆丸山眞男とラ・ロシュフーコー ◆世間の主流は偽善否定 ◆70年代は消極的な偽善肯定 ◆偽善が大嫌いな雑誌 ◆80年代・偽善氷河期の到来 ◆談志と欽ちゃん ◆中身のない偽善 ◆数少ない偽善肯定派 ◆究極のアンチ偽善本 第6章 偽善くん波瀾万丈 不死鳥編――偽善者になろう ◆50・60年代に偽善肯定論が登場した理由 ◆偽善再評価のきざし? ◆『偽善入門』への違和感 ◆パオロ流偽善のすすめ ◆大切なのは、動機や気持ちでなく、結果なのだ 偽善年表 ..