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業界破壊企業 第二のGAFAを狙う革新者たち

光文社新書 1063

出版社名 光文社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-334-04475-6
4-334-04475-1
税込価格 902円
頁数・縦 239P 18cm

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要旨

既存の業界の秩序やルールを打ち破る「破壊的イノベーション」の例として主に挙げられる企業は、小売業におけるアマゾン、タクシー業界におけるウーバー、ホテル業界におけるAirbnbなどだろうか。だが、これらのように将来、世界に名を轟かせるかもしれない業界破壊企業は、他にも多数存在する。本書では、米国のニュース専用放送局CNBCが選ぶイノベーション企業の世界ランキング「ディスラプター50」の中から、22の将来有望な革新的企業をピックアップ。その巧みなビジネスモデルや、斬新なテクノロジー、成功の秘訣を、イノベーションにおける基本パターンの分類とともに徹底解説する。さらに、著者のシリアルアントレプレナー(連続起業家)としての経験から辿り着いた新しい起業スタイルについても言及している。著者は、株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学教授。イノベーションと組織論を専門とし、30年近い起業経験を生かして実践的な学びの場を作り出している。なお、ダイジェストで取り上げたIndigo Agは、2019年「ディスラプター50」で第1位に輝いた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年7月7日]

商品内容

要旨

「デス・バイ・アマゾン」という言葉がある。アマゾンの業務拡大によって、業績の悪化が見込まれる企業や業界のことだ。同じような現象がさまざまな業界で起きている。タクシー業界におけるウーバー、ホテル業界におけるエアビーアンドビーなどが有名なところだ。業界秩序や商習慣にとらわれることなく、斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、驚くべきスピードで顧客を獲得している企業、すなわち「業界破壊企業」である。新しい「業界破壊企業」の中から、これから世界に轟くであろう二二のイノベーティブな企業をピックアップして徹底解説する。

目次

第1章 イノベーションが私たちの「業界」を破壊する
第2章 プラットフォームによる業界破壊企業
第3章 ビジネスモデルによる業界破壊企業
第4章 テクノロジーによる業界破壊企業
第5章 起業は、小さく始める、かしこく学ぶ
第6章 「ハッピーイノベーション」で不穏な時代を乗り越える

著者紹介

斉藤 徹 (サイトウ トオル)  
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役。1961年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部を経て、’85年、日本IBM株式会社入社。’91年、株式会社フレックスファームを創業。2005年、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業。学習院大学経済学部特別客員教授を経て、’20年、ビジネス・ブレークスルー大学教授に就任。専門分野はイノベーションと組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)