世界探偵小説全集 15
カリブ諸島の手がかり 原書名:Clues of Caribbees
世界探偵小説全集 15
- T.S.ストリブリン 倉阪 鬼一郎
- T・S・ストリブリング/著 倉阪鬼一郎/訳
| 出版社名 | 国書刊行会 |
|---|---|
| 出版年月 | 1997年5月 |
| ISBNコード |
978-4-336-03845-6
(4-336-03845-7) |
| 税込価格 | 2,640円 |
| 頁数・縦 | 372P 20cm |
| シリーズ名 | 世界探偵小説全集 |
商品内容
| 要旨 |
南米の元独裁者が亡命先のキュラソー島で食事中、ホテルの支配人が毒殺された。休暇で西インド諸島に滞在中のアメリカ人心理学者ポジオリ教授が解き明かす皮肉な真相「亡命者たち」。つづいて、動乱のハイチに招かれたポジオリが、人の心を読むヴードゥー教司祭との対決に密林の奥へと送り込まれる「カパイシアンの長官」。マルティニーク島で、犯人の残した歌の手がかりから、大胆不敵な金庫破りを追う「アントゥンの指紋」。名探偵の名声大いにあがったポジオリが、バルバドスでまきこまれた難事件「クリケット」。そして巻末を飾る「ベナレスへの道」でポジオリは、トリニダード島のヒンドゥー寺院で一夜を明かし、恐るべき超論理による犯罪に遭遇する。多彩な人種と文化の交錯するカリブ海を舞台に展開する怪事件の数々。「クイーンの定員」にも選ばれた名短篇集、初の完訳。 |
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