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世界探偵小説全集 28

ソルトマーシュの殺人 原書名:The Saltmarsh murders

世界探偵小説全集  28

出版社名 国書刊行会
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-336-04158-6
4-336-04158-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 331P 20cm
シリーズ名 世界探偵小説全集

商品内容

要旨

ぼく、ノエル・ウェルズはソルトマーシュ村の副牧師をつとめている。牧師のクーツさんは付き合いにくい人で、奥さんはやかまし屋だけど、姪のダフニは美人だし、村は平和そのもので、とやかく言うことはない。ところが、牧師館のメイドが父親のわからぬ子供を妊娠し、お払い箱になった頃から、村では妙な事件が次々に起き始めた。そして村祭りの夜、クーツさんが何者かに襲われ、大騒ぎをしているうちに殺人事件の知らせが飛び込んできた。そこで探偵仕事に乗り出してきたのが、お陣屋に泊まっていた魔女みたいなお婆さん、ちょっと気味の悪いところのある人だけど、なんでも有名な心理学者で、おそろしく頭が切れる人。いつの間にか助手にされてしまったぼくだったが…。魔女の血を引くという変り種の女探偵ミセス・ブラッドリー登場の、英国ファルス派グラディス・ミッチェルの代表作。

おすすめコメント

牧師館のメイドの妊娠騒ぎが、村の平和を揺るがす怪事件の始まりだった・・・。魔女の血を引くという変わり種の女探偵、ミセス・ブラッドリー登場の傑作ファルス・ミステリ。

著者紹介

ミッチェル,グラディス (ミッチェル,グラディス)   Mitchell,Gladys
1901‐1983。イギリス、オックスフォードシャーに生まれる。ロンドン大学で歴史学をおさめ、教員生活を送りながら探偵小説の執筆に手を染め、1929年、第1作「迅速な死」を発表。心理学者ミセス・ブラッドリーを探偵役としたオフビートなユーモアに満ちたシリーズで、英国ファルス派を代表する作家として絶賛される
宮脇 孝雄 (ミヤワキ タカオ)  
1954年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)