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屋根裏の二処女

吉屋信子乙女小説コレクション 2

出版社名 国書刊行会
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-336-04483-9
4-336-04483-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 347P 20cm

商品内容

要旨

吉屋信子の“乙女小説”を厳選するコレクション、第二巻。寄宿舎を舞台に、二人の“処女”の愛と尊厳を描き上げた信子の原点というべき重厚なる半伝記小説。その内容故に、現代まで「禁断の書」として秘かに語り継がれた物語の真の全貌を、今、時空を超えて明らかにする。大好評、嶽本野ばらによる解説・註釈も更に充実。

おすすめコメント

寄宿舎を舞台に、二人の「処女」が永遠の愛を追い求める孤独と苦悩の日々。信子がわずか二十三歳で書き上げた半自伝的小説。長らく幻の書として秘かに読み継がれてきた、清く美しい物語。

著者紹介

吉屋 信子 (ヨシヤ ノブコ)  
1896年(明治29年)新潟県生まれ。10代より雑誌投稿を始め、20歳の時不朽の名作『花物語』を「少女画報」に発表、“女学生のバイブル”といわれベストセラーとなる。以後少女小説から純文学まで幅広く執筆。昭和27年、『鬼火』で第4回日本女流文学者賞を受賞。昭和45年、紫綬褒章を受ける。昭和48年、鎌倉に病歿
嶽本 野ばら (タケモト ノバラ)  
京都府生まれ。美術、音楽、演劇、雑貨店店長など様々なジャンルでの活動を経て、フリーペーパー『花形文化通信』の編集に携わり、執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)