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小道をぬけて

出版社名 国書刊行会
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-336-04847-9
4-336-04847-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

最愛の母の死、専制的な父との確執―現代のアイルランドを代表する作家マクガハンが、幼少時代から作家としてデビューするまでのみずからの半生を、時に美しく、時に過酷な相貌を見せるアイルランドの四季折々を背景に、穏やかなユーモアと郷愁を交えて綴った、静かな感動に満ちた回想録。

出版社
商品紹介

美しくも過酷なアイルランドの四季折々を背景に、アイルランド第一の作家がみずからの半生を重ね合わせてつづった遺作傑作長編。

著者紹介

マクガハン,ジョン (マクガハン,ジョン)   McGahern,John
1934年アイルランドのダブリンに、警察官の父と小学校教諭の母との間に生まれる。大学を卒業後、小学校教員となる。1963年The Barracksで作家としてデビュー。1965年の第二作『青い夕闇』が発禁処分を受け、教員の職を失い、ロンドンに出て、臨時教員や建築現場の労働者として働く。スペイン、アメリカなどを転々としたすえ、1970年にアイルランドに帰国、再び小説の執筆を始める。Amongst Women(1990)でアイリッシュ・タイムズ賞などを受賞、またイギリスのブッカー賞の候補作にもなった。現代アイルランドを代表する作家の一人である。2006年3月死去
東川 正彦 (ヒガシカワ マサヒコ)  
1946年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)