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定本上田秋成研究序説

出版社名 国書刊行会
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-336-05479-1
4-336-05479-7
税込価格 13,200円
頁数・縦 510,17P 22cm

商品内容

要旨

昭和四十三年にごく少部数が刊行されたきり、長らく入手困難であった、「高田秋成学」の原点であり代表作がついに復刊なる。新たに、原書刊行と同時期に発表された『春雨物語』をめぐる論考を付した決定版。

目次

第1編 和訳太郎の世界(「わやく」と中国白話小説―『諸道聴耳世間猿』の構造
「人の徳を損じ候書形」について―『諸道聴耳世間猿』序説
玉手箱女房説話の研究―和訳太郎の方法と技術)
第2編 『雨月物語』の構造(秋成との出会い(1)―怪談は文学たりえるか
秋成との出会い(2)―秩序と私憤について ほか)
第3編 狂蕩・風流の文学(「発憤」から「狂蕩」へ―秋成の精神史
紫蓮覚書―秋成、風流の試論として
日の神論争についての断章―宣長と秋成の思想の体質 ほか)

著者紹介

高田 衛 (タカダ マモル)  
1930年富山県生れ。1953年早稲田大学第二文学部日本文学科卒業。1956年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1965年東京都立大学大学院博士課程修了。立正学園女子短期大学、東京都立大学、近畿大学の学職を歴任。現在、東京都立大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)