幽霊とは何か 五百年の歴史から探るその正体
出版社名 | 国書刊行会 |
---|---|
出版年月 | 2016年7月 |
ISBNコード |
978-4-336-06006-8
(4-336-06006-1) |
税込価格 | 4,070円 |
頁数・縦 | 462P 20cm |
商品内容
要旨 |
500年にわたって報告されてきた幽霊出没の物語―呪われた屋敷、取り憑いた幽霊、超常現象の体験者、霊媒師、ゴーストハンター。そして、幽霊に深く関わる宗教と社会的地位、メディアとテクノロジー。時代とともに変化していく幽霊の姿を真摯に追いかけた一冊。 |
---|---|
目次 |
幽霊屋敷で育って |
おすすめコメント
そこに誰かいるの ? イギリスのワイト島の古い屋敷で育ち、子どものころから幽霊に魅せられてきた著者が、500年にわたって各地で詳細に報告されてきた幽霊出没の物語をたどる。呪われた屋敷、取り憑いた幽霊、さまざまな超常現象の体験者、霊媒師、ゴーストハンター。そして、幽霊に深く関わっている宗教と社会的地位、メディアとテクノロジー。時代が変わるにつれ変化していく幽霊の姿を真摯に追いかけた一冊。【書評抜粋】 とびきりおもしろく(そして不穏な気持ちにさせる)作品だ……ふつうは誰でも幽霊から逃げるのに、著者は幽霊を追い求める。その恐れ知らずの大胆さには、畏敬の念を覚えるほどだ。──英紙「ガーディアン」 幽霊目撃の科学的・社会的な面をたどる興味深い歴史……失われた魂のほの暗い世界を行く旅……不気味な味わいとともに語られる物語。──英紙「テレグラフ」 思わず引き込まれてしまう……超常現象を調査すれば、かなりの割合でまやかしを暴く必要が出てくる。クラークは、懐疑的になることを忘れていない。ゴーストハントの物語は、同時にいんちきと人々の錯覚が暴露されてきた歴史でもある。……しかし、クラークは、自分が追いかける主題に、少年時代のままの……豊富な知識に裏打ちされた情熱を保ち続けている。──英紙「インディペンデント」