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アクションを起こそう 女性、宗教、暴力、権力

出版社名 国書刊行会
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-336-06007-5
4-336-06007-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 273P 20cm

商品内容

目次

私の子ども時代
平和と女性の権利への献身
聖書と男女平等
満員の刑務所と合法的な殺人
性的暴行とレイプ
暴力と戦争
旅行者として観察したこと
女性とカーターセンター
人権のヒーローから学ぶこと
女児殺し
レイプ
奴隷と売春
配偶者虐待
「名誉」の殺人
女性器切除
幼児婚とダウリー殺人
政治、収入、そして母性の健康
進歩への道

出版社・メーカーコメント

1977年から1981年まで第39代アメリカ大統領を務めたジミー・カーターが、退任後の活動を振り返り、人権擁護の観点から、女性の権利の推進に向けて、「いま、アクションを起こそう」と世界に呼びかける。すべての人の権利が守られる社会の構築を目指すカーターの信念は揺るぎない。カーターにとって、キリスト教はあらゆる判断の規準である。信仰はカーターの力である。同時に、あらゆる信仰、価値観、習慣にも敬意をもって接し、寛容な理解を示す。カーターが鋭い批判を向けるのは、伝統という名目のもとに行われる理不尽な差別、暴力である。暴力にさらされるのは、圧倒的に女性や幼い女の子であるという現実を前に、カーターは、言われなき虐待の犠牲になる人々の代弁者になる。女性であるということによって、教育も受けられず、情報からも疎外され、あらゆる決定権を奪われて生きなければならない人々のために、カーターは地球規模の社会変革を訴える。カーターは人権の推進のために、自分の知名度と世界に広がるネットワークを活用してきた。それが力を有する者の責任であると強く信じている。おりしもアメリカ大統領選挙のニュースが、世界の注目を集めている。アメリカ大統領が選ばれるまでの長い時間と、そこに注がれる莫大なエネルギーが、アメリカ大統領の責任の重みでもある。カーターは大統領の任務を果たしたあとも、さらに固い信念と開かれたリベラリズムで、女性の権利を擁護する活動に取り組んでいる。カーターは希望を語る。一朝一夕に世界が変わるわけではなく、女性が踏みにじられ犠牲になる環境が、発展途上国にも、アメリカにもあることに対するカーターの嘆きは深いが、女性たちのリーダーシップが発揮され、女性どうしの連携がその地域全体の生活の向上につながった数多くの成功例が、カーターの信念を支える。意見の分かれる問題も含まれるにもかかわらず、本書が共感を呼ぶのは、あらゆる人に対する敬意をカーターが忘れないからだろう。良心とは何か、という問いに対する一つの答えが、本書にある。

著者紹介

カーター,ジミー (カーター,ジミー)   Carter,Jimmy
第39代アメリカ合衆国大統領(1977〜1981年)。1982年に妻と共に、世界中の人々の生活と人生をよりよいものにすることを目的とする「カーターセンター」を設立。2002年にノーベル平和賞を受賞。著作多数。現在、米国ジョージア州プレーンズ在住
伊藤 淑子 (イトウ ヨシコ)  
大正大学文学部教授
千年 よしみ (チトセ ヨシミ)  
ペンシルバニア州立大学大学院農村社会学・人口学博士課程修了(Ph.D)。現職、国立社会保障・人口問題研究所国際関係部室長。専門、社会人口学(主な関心領域:国際移動、家族)
釜野 さおり (カマノ サオリ)  
スタンフォード大学大学院社会学研究科博士課程修了(Ph.D)。現職、国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部室長。専門、社会学(主な関心領域:家族、ジェンダー、セクシュアリティ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)