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現代社会における聖と俗 デュルケム・9.11テロ・生駒・在日コリアン

出版社名 国書刊行会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-336-06202-4
4-336-06202-1
税込価格 5,060円
頁数・縦 346P 22cm

商品内容

要旨

デュルケム理論を批判的に継承し、9.11テロ、大本教、生駒山地、在日コリアンをフィールドとして、現代日本の聖と俗のあり方を調査。“聖と俗”の分析を進めた著者積年の研究成果を凝縮した集大成。

目次

第1部 デュルケム宗教社会学の視座と現代世界(9.11テロ事件からイラク戦争へ―「集合表象‐集合力」モデルによる解明
デュルケムの儀礼論における集合力と象徴
デュルケムとバーガーの宗教社会学)
第2部 日本宗教の構造と諸相―大本・生駒(現代宗教の構造
新宗教の日常化―「大本」京都本苑4支部の事例
生駒の宗教・探訪
今東光と生駒・八尾の宗教文化)
第3部 コリアン宗教の諸相(在日コリアンの宗教―文化創造の過程
水辺の賽神―龍王宮・箱作・済州島
在日コリアン社会における純福音教会と巫俗―普遍的基層宗教としてのシャーマニズム
宗教的伝統とキリスト教の発展―韓日比較の視点より
トロントのコリアン社会とキリスト教会)
第4部 まつり(「民族まつり」の展開と課題)

著者紹介

飯田 剛史 (イイダ タカフミ)  
1949‐2016。1949年、京都市に生まれる。同志社大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。京都大学文学部助手、富山大学経済学部講師・助教授・教授、大谷大学文学部教授を経て同大学特別任用教授。富山大学名誉教授。この間、京都大学にて内地研修、ヨーク大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、ハーヴァード大学にて在外研究。専攻は比較社会学、宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)