シリーズ宗教学再考 7
有限性と罪責性 『過ちやすき人間』/『悪のシンボリズム』
- 島薗進/〔ほか〕編集委員
- ポール・リクール/著 杉村靖彦/訳
出版社名 | 国書刊行会 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-336-07117-0
(4-336-07117-9) |
税込価格 | 7,480円 |
頁数・縦 | 641,12P 22cm |
シリーズ名 | シリーズ宗教学再考 |
商品内容
要旨 |
悪の問いに応答する宗教哲学。人間の「過ちやすさ」を精緻に解き明かす哲学的反省が、象徴的・神話的表現の渉猟によって、悪の経験を表現する豊穣で多彩な諸宗教の象徴言語に接続する。二十世紀フランス哲学の巨人リクールは“解釈学的哲学”の泰斗であるが、初期の“意志の哲学”では、哲学と宗教ははるか近くで呼応していた。リクールの歩みの一大転機となった、新たな宗教哲学への記念碑的著作。『過ちやすき人間』と『悪のシンボリズム』からなる二巻構成本の全訳。 |
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目次 |
第一冊 『過ちやすき人間』(「悲惨」のパトス的表現と純粋反省 |