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幽霊綺譚 ドイツ・ロマン派幻想短篇集

出版社名 国書刊行会
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-336-07520-8
4-336-07520-4
税込価格 6,380円
頁数・縦 436P 22cm

商品内容

要旨

ドイツの古城、妖精の森へようこそ。幽霊の花嫁、妖精の女王、死の舞踏、魔法の鏡、七里靴…E.T.A.ホフマンに影響を与えた伝説のアンソロジーを味わう15篇。『フランケンシュタイン』「吸血鬼」を生んだ、―そのきっかけの書。

著者紹介

アウグスト・アーペル,ヨハン (アウグストアーペル,ヨハン)   August Apel,Johann
1771‐1816。ドイツの小説家、劇作家。1771年ライプツィヒにて市長の息子として生まれる。ライプツィヒ大学、ヴィッテンベルク大学で法律、哲学、自然科学を学ぶ。弁護士のかたわら、シラーに傾倒して戯曲を発表。音楽通で韻律研究に従事。1801年ライプツィヒの市参事会員
ラウン,フリードリヒ (ラウン,フリードリヒ)   Laun,Friedrich
1770‐1849。ドイツの娯楽作家。1770年ドレスデンの銀行家の息子として生まれる。ライプツィヒ大学で法律を学ぶ。ドレスデンの『夕刊新聞』の編集者を経て、ザクセン王国の経済局秘書官などを務めるかたわら、ビーダーマイアー期の娯楽作家として200点に及ぶ長・短篇小説、詩などを残す
クラウレン,ハインリヒ (クラウレン,ハインリヒ)   Clauren,Heinrich
1771‐1854。ドイツの娯楽作家。1771年北ラウジッツ、ドブリルク生まれ。ライプツィヒとゲッティンゲンで法律を学ぶ。プロイセンで実務官僚の道を歩み、ベルリンで宮中顧問官にまで昇進した。そのかたわら感傷的でエロチックな大衆好みの作風で一世を風靡し『ミミリー』(1816)の大成功によって、ホフマンと人気を二分した
識名 章喜 (シキナ アキヨシ)  
ドイツ文学者。1956年東京都生まれ。1979年東京大学文学部ドイツ文学科卒、1984年同大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学商学部、文学部教授を経て、同大学名誉教授。ドイツ語圏SFについても著述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)