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大使館なんかいらない

出版社名 幻冬舎
出版年月 2001年3月
ISBNコード 978-4-344-00061-2
4-344-00061-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

機密費だけではない!国民の目の届かない海の向こうで、大使館員はこんな暮らしをしている。「外交特権」を隠れミノにした“税金貴族=外交官”の実態。

目次

第1章 日本は恥ずかしい(「外交機密費流用」で崩れ落ちた外務省のプライド―あまりに苦しい外務省のジレンマ
世界にさらした大恥―だれも書かなかったペルー日本大使公邸人質事件
外務「省」なんかいらない!?―大使館を理解するための基礎講座 ほか)
第2章 なんとドンくさい、なんと情けない―あのときの湾岸危機日記(お粥を入れる器をさがして―イラクのクウェート侵攻前夜
CNNテレビにかじりつく政務書記官―侵攻勃発、大使館の情報収集は?
記者会見もできない外務大臣―中山太郎外相の来訪 ほか)
第3章 大使館残酷物語(宿命的な性格のゆがみ―初級職
縛られた将校―専門職
ほんとうはキャリアが地獄―上級職 ほか)
第4章 やっぱり大使館はおいしい(「在勤俸」という名の免税所得―給料
「帰国休暇」という名の隠居生活―休暇
「外交官として恥ずかしくない程度」という名の贅沢―住居 ほか)

著者紹介

久家 義之 (クゲ ヨシユキ)  
1955年大阪府生まれ。医師、元・外務省医務官。81年、大阪大学医学部卒業。同大学付属病院、神戸掖済会病院などに勤務。88年、外務省入省。同年、医務官として在サウジアラビア大使館、在オーストリア大使館、在パプアニューギニア大使館に勤務。外務省での最終の肩書きは一等書記官兼医務官。97年、帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)