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寅さんのことば 生きてる?そら結構だ

出版社名 幻冬舎
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-344-03548-5
4-344-03548-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 182P 18cm

商品内容

要旨

カッコいい侠客にもなりきれず、世間の成功とも無縁のアウトロー、車寅次郎。愚かしきことの数々や豪快な失恋をしながらも、相手の幸せを願って行動するのが寅さんです。人を地位とか生産性とかで見ず、懸命に生きているのか、自分に素直に生きているのかで見るのが寅さんです。生きる上で何が大切かをそっと教えてくれるのです。浮き世の苦労を知るヒーローからのラブレター。

目次

今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。
生きてる?そら結構だ。
旅先でふるいつきてえような、良い女とめぐり合うことさ。
労働者ってのは、毎日うまい飯を食ってるのかもしれねえな。
人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。ま、そういったようなことを信じて、生きて行こうじゃないか、な。
曲がりなりにも、俺はこの家の跡取りなんだよ。
四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃん立ち小便
俺、大好き、子供の運動会。旅先なんかでもって、運動会を見るとな、仕事ほっぽり出して、一日中、ずうっと見ているの。
どうしてあんないい先生に、あんないたずらしちゃったかねぇ。〔ほか〕

おすすめコメント

人生のつらいとき、迷ったときこそ、寅さんのことば――。能力や生産性が重視される社会でストレスをため、鬱々と生きる人たちが増え続けているいま、「人間らしく生きること」、「相手の幸せを願うこと」、「懸命に生きること」の大切さを思い出させてくれる、アウトローで二枚目(生き方が)の寅さんのことばの数々をまとめた1冊。 2019年12月27日公開の最新作(50作)「男はつらいよ おかえり寅さん」でも、大人になった満男が迷ったときに思い出すのは寅さんのことば。寅さんの過去の映像とともに出てくることば(本書にも多数掲載)が、心の支え、人生の指南書になっている。 寅さん研究家でもある佐藤氏の短くテンポよい解説は、名場面の背景や、50年前の1969年にカウンターカルチャーとして生まれた寅さんを通じ、日本がどう変化してきたかも教えてくれる。国の繁栄のピークが過ぎ、生きるのがますます難しくなっている世の中で、本当のしあわせとは何か、あなたは日々しあわせか、ということをあらためて問いかけ、思い出させてくれる本。(※中日新聞連載『寅さんのことば』の第二部のまとめ+新規原稿) ●今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。(第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌)●生きてる? そら結構だ(第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』)●思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。(第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』)●人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。(第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』……ほか

著者紹介

佐藤 利明 (サトウ トシアキ)  
娯楽映画研究家、構成作家、ラジオ・パーソナリティー。昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CDアルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介し続けるエンタテイメントの伝道師。特にCS衛星劇場「私の寅さん」、文化放送「みんなの寅さん」、夕刊フジ、中日新聞、東京新聞、CD「寅次郎音楽旅」四部作等、寅さん博士としての活躍は有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)