• 本

アジアにおける日本語教育

出版社名 三修社
出版年月 2000年5月
ISBNコード 978-4-384-01596-6
4-384-01596-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 215P 21cm

商品内容

要旨

本書はアジア諸国の日本語教育の現状と課題を明らかにしたものである。近年はアジアとの結びつきを強調し、日本との関係を深めようとしているオーストラリアの状況も収録している。問題をいたるところで提起しながら、アジアにおける日本語教育の現場を記した。

目次

第1章 アジアにおける日本語教育の今日的課題
第2章 韓国における日本文化解禁と日本語教育
第3章 中国における日本語教育の発展と定着に向けて
第4章 インドネシアの日本語教育
第5章 タイの日本語教育:現状と課題
第6章 マレーシアの教育政策と日本語教育
第7章 シンガポールにみる日本語教育発展の成功要因
第8章 オーストラリアの言語政策と日本語教育の課題
第9章 日本企業のトランスナショナル化と日本語教育の必要性

著者紹介

岡本 佐智子 (オカモト サチコ)  
北海道文教大学外国語学部日本語学科助教授。専門:日本語教育、社会言語学。主要業績に「外国語の習得ストラテジー―中国で学ぶ中国人研究者に見る外来語の中間言語―」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』23号、「上級文章表現授業への試み―リーディング:1冊の長編小説を主教材として―」『日本語と日本語教育』第26号(慶応義塾大学日本語・日本文化教育センター)
関 陽子 (セキ ヨウコ)  
才能放送日本語講師、漢陽大学大学院。専門:語学。主要業績に『日本語学研究の展開』(共著、博而精出版社)
櫛田 佳子 (クシダ ケイコ)  
タイ商工会議所大学人文学部日本語学科専任講師。専門:日本語教育。主要業績に「異文化コミュニケーションの視点を導入した作文指導」(国際交流基金バンコック日本語センター紀要 第1号)
小林 孝郎 (コバヤシ タカオ)  
拓殖大学留学生別科専任講師(日本マレーシア高等教育大学連合プログラム日本語科主任講師)。専門:日本語教育。主要業績に「伝播装置としての『言語の価値』―マレーシア語の近代語彙成立過程に見る英語の影響―」『語学研究』92(拓殖大学言語文化研究所)
丹羽 辰男 (ニワ タツオ)  
武田薬品工業(株)アグロカンパニーロンドン事務所所長。専門:国際ビジネス、国際コミュニケーション
張 群舟 (チョウ グンシュウ)  
東北師範大学中国赴日本国留学生予備学校助教授。専門:日本語学(中日言語比較、日本語教育教授法)。主要業績に「談視听説課中的日語強化教学」『日語学習与研究』(雑誌社)中国北京
北垣 日出子 (キタガキ ヒデコ)  
日本橋女学館短期大学助教授。専門:秘書学、国際コミュニケーション学。主要業績に『バイリンガル・セクレタリー』(共著、建帛社)
友田 多香子 (トモダ タカコ)  
モナシュ大学アジア言語・研究学科レクチャラー。専門:日本語教育、日本語コース・教材開発、社会言語学。主要業績にInteractive Japanese:Book 1(共著、講談社インターナショナル)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)