• 本

黒焦げの水筒

出版社名 三修社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-384-02832-4
4-384-02832-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 439P 19cm

商品内容

要旨

戦争末期の1945年6月、静岡を爆撃した米軍機が墜落。米軍機の搭乗員23名と爆撃によって市民2000名が犠牲となった。その後23名の米兵は一人の日本人の手によって市民の共同墓地の隣に手厚く埋葬され、追悼の碑が置かれた。国境を越えた平和への祈り。

目次

プロローグ
第1部 1941年
第2部 1942年から1945年まで
第3部 1946年から現在まで
エピローグ

著者紹介

イエリン,ジェリー (イエリン,ジェリー)   Yellin,Jerry
1924年2月15日、ニュージャージー州ニューアク生まれ。1941年6月に高校を卒業し、ニュージャージー州ライダー・カレッジの全額給与の奨学金を得る。陸軍の空軍部隊に入隊。1943年8月、戦闘機のパイロットとして、リューク・フィールド航空学校を卒業し、第78戦闘機飛行中隊に配属され、太平洋戦争で終戦まで従軍。空中作戦において並外れた成果を挙げた飛行士に与えられる「ディスティングウイッシュト・フライング・クロス勲章」をアメリカ政府から授与される。1945年12月、航空機長として兵役を退く。1946年、建設業界に入る。宅地開発業者、建築業者、プレハブハウスの製造業者として、この業界で30年間活躍する。1967年、倒産した不動産信託会社の取締役会議長に任命され、不良貸付の調査で主要銀行のコンサルタントを15年間務める。その間、シカゴ第一ナショナル銀行、カリフォルニア銀行、バンク・オブ・アメリカ、シティー・バンク、およびチェイスマンハッタン銀行が彼の顧客となる。アイオワ州、フェアーフィールドのLISCO/LTDS、インターネット・プロバイダー、および電話会社の共同設立者
巻口 勇次 (マキグチ ユウジ)  
1934年生まれ。東京教育大学(現筑波大学)文学部卒業。国立沼津高専教授・主事、常葉学園大学学生部長、外国語学部・大学院国際言語文化研究科教授・研究科長を務める。ケンブリッジ大学英文学部聴講生。オックスフォード大学ユニヴァーシティー・コレッジ(文部省派遣)客員研究員。(社)日本時事英語学会第9代会長。日本大学国際関係学部、静岡県立大学大学院国際関係研究科、北陸先端科学技術大学院大学、静岡大学教育学部などでも非常勤講師として教壇に立つ
巻口 勇一郎 (マキグチ ユウイチロウ)  
1973年生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。立命館大学助手・非常勤講師を経て、常葉学園短期大学准教授。常葉学園大学兼任講師。静岡県立大学国際関係学部、日本大学国際関係学部非常勤講師。日本トランスパーソナル心理学・精神医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)