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サッカー審判員フェルティヒ氏の嘆き

出版社名 三修社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-384-05660-0
4-384-05660-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 133P 20cm

商品内容

要旨

限定付きの「神」を必要とする僕たちの社会が抱える根本的な矛盾を見つめる。新しいドイツ文学の旗手によるサッカー小説。

出版社
商品紹介

サッカー審判員であり、保険の外交員である主人公の独白形式(モノローグ)の短編小説の邦訳。

著者紹介

ブルスィヒ,トーマス (ブルスィヒ,トーマス)   Brussig,Thomas
1965年ベルリン(東)生まれ。高校卒業後、建築作業の専門学校に通いながら、大学入学資格を取得。以後、美術館の受付、皿洗い、旅行ガイド、ホテルポーター、工場作業員、軍役、外国人ガイドを経て、大学で社会学を学ぶ。大学中退後、コンラート・ヴォルフ映画専門学校で劇作法、演出法を学ぶ。1991年『水の色』でデビュー。ドイツ民主共和国(東独)時代を、サブカルチャーの視点からユーモアとともに描く作風で、東独出身のもっとも人気のある作家のひとり
粂川 麻里生 (クメカワ マリオ)  
1962年栃木県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、スポーツ雑誌編集記者(主としてボクシング)を経て、慶應義塾大学大学院修士課程修了および後期博士課程退学。1999年より上智大学外国語学部専任講師、2004年より慶應義塾大学文学部助教授、2007年同大学教授、2011年より同大学アート・センター副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)