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「考える」を可能にするコミュニケーション教育 日本とエストニアの実践に学ぶ場づくり

出版社名 三修社
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-384-06187-1
4-384-06187-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 189P 21cm

商品内容

要旨

質問しない子ども。意見しない大人。その静けさには、理由がある。便利で親切な社会、空気を読む文化―。「疑問を持つ」「問いを立てる」機会を失ってきた私たち。一方で、「考える」ことの必要性がますます問われる今。本書は、まず心理的安全性を支える“場づくり”をベースに子どもも大人も「言語化」「対話」につながる6段階のプロセスを提示。学校にも、職場にも、今日から使えるヒントがここにあります。

目次

第1章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育とは(なぜ疑問が失われたのか―3つの構造的要因
AI時代に求められる「考える」こと
「考える」を可能にするコミュニケーション教育へ
理論から実践へ―循環を確かめる)
第2章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の実践例(1)Dコート、スポーツ鬼ごっこ、硬式野球部の事例を通して(Dコートで習得するディスカッションの基本
スポーツ鬼ごっこで鍛える「ともに考える」力
「考える」で強くなった硬式野球部)
第3章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の実践例(2)エストニアのソーシャルアントレプレナーシップ教育導入中の奈良県宇陀市の事例を通して(ソーシャルアントレプレナーシップ研修の内容
「語り」から見えるエストニア研修の成果)
第4章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育とその効果測定 なぜ測るか、どう測るか(なぜ、何を測定するのか―「測れないものは育てられない」から内面的変化へ
DIT‐B検査という解決策―価値観を測り、成長を支援する
事前測定と研修中の支援―出発点の把握から変化の兆候まで
事後測定と振り返りワーク―数値を体験に結びつける学び)
第5章 「考える」を可能にするコミュニケーション教育の今後の展望(ブリコラージュ的実装―「今あるもの」から始める
現場での実装例―学校と企業における具体的アプローチ
場を整える―6段階が機能する“場づくり”
実践を支え、磨き続ける―測定、コミュニティ、そしてあなたの現場へ)

著者紹介

宮原 哲 (ミヤハラ アキラ)  
西南学院大学教授。米国ペンシルベニア州立大学大学院で修士号、博士号(スピーチ・コミュニケーション)取得後、ペンシルベニア州立ウェスト・チェスター大学でコミュニケーション学の専門科目(説得、コミュニケーション理論、グループ、組織など)を担当。1986年から現職。1996年から硬式野球部、2007年空手道部長、正課外活動での学生の指導に当たる。学外では「コミュニケーションとは」に関する理解を深めるため企業、病院、自治体などで講演、研修講師を務め、新聞連載、コメンテーターとしてテレビ、ラジオ出演
佐々木 研一 (ササキ ケンイチ)  
株式会社イノベーションゲート マネージャー。一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 理事。Next innovation O¨U ソーシャルアントレプレナー/アセスメント・サイコメトリクス・ディレクター。SIベンダー、コンサルティング会社、広告代理店を経て、人事コンサルティング企業にて心理アセスメントの開発・運用に従事。現在は、アセスメント開発・運用、機械学習・AIシステム開発、新規事業立上げ・コンサルティング、講座開発・カリキュラム編集・研修講師を行う。また、企業や学生向けにコミュニケーション研修、自己理解研修、キャリア研修を多数実施。2025年3月、早稲田大学大学院文学研究科心理学コース心理統計学専攻にて博士号(文学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)