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「キャラ」概念の広がりと深まりに向けて

出版社名 三省堂
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-385-34913-8
4-385-34913-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 241P 21cm

商品内容

要旨

学校ではこんなキャラ、バイト先ではあんなキャラ…「キャラ」についての学際的研究4章11篇!

目次

第1章 さまざまな「キャラ」(キャラ論の前提
日本語コーパスにおける「キャラ(クター)」)
第2章 物語世界のキャラ論(キャラクターとフィクション 宮崎駿監督のアニメ作品、村上春樹の小説をケーススタディとして
「属性表現」再考 「複合性」「非現実性」「知識の共有」から考える ほか)
第3章 現実世界のキャラ論(日本語社会における「キャラ」
ブルデューの「ハビトゥス」と定延の「キャラ」との出会い ほか)
第4章 キャラ論の応用(方言における自称詞・自称詞系文末詞の用法―キャラ助詞とのかかわり
日本語教育とキャラ)

著者紹介

定延 利之 (サダノブ トシユキ)  
京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専攻は言語学・コミュニケーション論。軽視・無視されがちな「周辺的」な現象の考察を通じて言語研究・コミュニケーション研究の前提に再検討を加えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)