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認識力を高める授業 読みの解像度を上げるメカニズム

出版社名 三省堂
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-385-36081-2
4-385-36081-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

どのように人は文字記号を理解していくのか。

目次

序章(文字記号の映像化
私たちは理解していない)
第1章 理論編 読みの解像度を上げる理論と方法(『一般言語学講義』(F・D・ソシュール)―思考を言語化するということ
一般意味論(A・コージブスキー)―言葉の「概念」と言葉の「階層化・差異化」
認識の仕方を学ぶ授業―文章の映像化の解像度を上げる
認識の仕方を学ぶ方法論―読みの解像度を上げる方法論
読みの解像度を上げる授業の解説―「朝のリレー」(谷川俊太郎)から)
第2章 実践編 読みの解像度を上げる授業の実際(音読のネーミング 音読の方法を考える(実践提供 手塚健斗)―「名前を見てちょうだい」(あまんきみこ)から
視聴覚教材の提示 本文と図像の対応を考える(実践提供 〓橋正充)―「馬のおもちゃの作り方」(宮本えつよし)から
図示化 作品世界を地図にする(絵巻物を書く)(実践提供 元井啓介)―「トロッコ」(芥川龍之介)から
劇化 ホット・シーティング(実践提供 遠藤正笛史)―「少年の日の思い出」(H・ヘッセ)から ほか)

著者紹介

佐藤 佐敏 (サトウ サトシ)  
新潟大学大学院現代社会文化研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。新潟県内の中学校、新潟大学教育人間科学部附属中学校教諭等を経て、福島大学人間発達文化学類教授。専門は国語科教育学。日本教育実践学会理事。実践に役立つ授業理論の構築を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)