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魔法のゼリー 冷やすと2つの“層”ができる、不思議でおいしいお菓子

出版社名 主婦と生活社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-391-15010-0
4-391-15010-7
税込価格 1,430円
頁数・縦 79P 26cm

商品内容

要旨

1つのゼリー液、1度の冷蔵で2層に!簡単なのにリッチな食感と見ばえのゼリーは、まさに“魔法”。フランス流「ジュレ」のような高級感。ぷるぷる&まろやかな魅惑のデザートと前菜。

目次

1 魔法のゼリー(ローズヒップ
カルピス
パイナップルとココナッツミルク ほか)
2 魔法のゼリーplus(生オレンジ
オレンジのチーズケーキ風
レモネード ほか)
3 前菜の魔法のゼリー(角切り野菜
サーモンとディル
蒸し鶏とスライス野菜 ほか)
4 魔法の泡ゼリー(ビール
シャンパーニュ
モヒート ほか)
5 魔法の淡雪ゼリー(甘夏みかん
ゆず
キウイ ほか)

おすすめコメント

冷やし固めるうちに、自然と2つの層に分かれていく「魔法のゼリー」。主な材料はジュース、生クリーム、そして粉ゼラチンくらい。それらをざっと混ぜて、グラスや型に移し、冷蔵室で冷やしておくだけで、食感と色が異なる2つの層を持つゼリーができあがるのだから、ちょっと感動的です。これは液体の比重の違いと、生クリームの油分の働きによるもの。こんなにきれいに層が分かれるものかと、驚いてしまいます。一般的に層のあるゼリーを作る場合は、層ごとにゼリー液を作って、いったん冷やし固めてからまたゼリー液を追加し……と、二度手間、三度手間が発生するものですが、これなら一度に作れてしまいます。まるで「魔法」! そしてなにしろこれがおいしいのです。透きとおった部分は主にジュースで、食感はぷるぷる。白い部分は主に生クリームで、食感はなめらか。この2つが口の中で合わさると、上質なムース菓子のような、なんとも高級感ある味がします。塩味だってお手のもの。まるでフランス料理店の前菜のような2層のジュレが、簡単に作れます。ホームパーティの前菜などにぴったりですね。

著者紹介

荻田 尚子 (オギタ ヒサコ)  
菓子研究家。大学卒業後、製菓専門学校、フランス菓子店を経て、料理研究家・石原洋子氏のアシスタントを務めたのちに独立。2016年、『魔法のケーキ』(主婦と生活社)にて第3回料理レシピ本大賞・お菓子部門大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)