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放送席から見たサッカー日本代表の進化論

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-396-61566-6
4-396-61566-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

サッカー放送歴35年。五輪、W杯の現場を見つづけた“実況のカリスマ”が、日本サッカーの道のりを解き明かす。

目次

第1章 確かめながらチームを構成する
第2章 イタリアから来た男
第3章 欧州に倣え
第4章 初めての外国人代表監督
第5章 ブラジル人監督は、なぜ短命に終わったのか
第6章 初めて見た“世界”
第7章 フランス生まれの魔術師
第8章 “神様”の御出座
第9章 代表チームを「日本化」させる

出版社・メーカーコメント

あの監督、あの選手、あの試合―― サムライはどこまで世界に近づいたのか サッカー放送歴35年。五輪、W杯の現場を見つづけた “実況のカリスマ”が 日本サッカーの道のりを解き明かす W杯ロシア大会は目前だ サッカーの戦いは、山の征服に似ている。世界が目指す高み、W杯(ワールドカップ)を日本が初めて意識して戦ったのは1954年のスイス大会のことだ。それから60年を超えたいま、日本代表は確実に世界の巨峰W杯に繰り返し挑む時代を迎えている。サッカー放送に携(たずさ)わって35年。放送に関わりながらこの山へのアタックを遠く近く見ていくうちに、さまざまな体験をした。近づく2018ロシア山塊(さんかい)へのチャレンジを前に、放送席から見続けた日本山岳隊のW杯への道程を振り返ってみたい。(本書「はじめに」から抜粋) 名実況は綿密な取材から生まれる 選手の「人事」に見るハリルホジッチの「考え方」 勝敗を大きく左右するコンディショニングメニュー 五輪を目指していた時代からW杯の時代へ 初めての外国人監督、オフトの誕生とJリーグ開幕 喋りながら血の気が引いた――ドーハの悲劇 「世界」との差を思い知らされた98年フランス大会 トルシエとジーコの決定的な違いとは イヴィチャ・オシムの本領が発揮された夜 (本書の内容から)

著者紹介

山本 浩 (ヤマモト ヒロシ)  
1953年、島根県松江市出身。元NHKエグゼクティブ・アナウンサー、解説委員(スポーツ・体育分野担当)。現在、法政大学スポーツ健康学部教授。スポーツ評論家。東京外国語大学ドイツ語学科卒業後、NHK入局。多くのスポーツ実況中継に携わるが、とくにJリーグが発足する前から関わったサッカーでは、歴史的な試合での名実況がファンの心をつかんだ。2009年3月にNHKを退職後も、スポーツの研究・啓蒙活動を精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)