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ナイキ最強のDX戦略

出版社名 祥伝社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-396-61784-4
4-396-61784-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 298P 19cm

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要旨

シューズを中心にグローバルに展開する米国発の巨大スポーツブランド、ナイキ。ニューヨークダウ平均株価を構成する30銘柄の一つでもある同社は、コロナ禍の影響で一時業績不振に陥るが、その後急伸、2021年11月には株価が過去最高値を記録した。その強さの要因は独自のデジタル戦略にあったようだ。本書では、コロナ危機を乗り越えるカギとなったナイキのDX(デジタルトランスフォーメーション)を読み解き、同社のマーケティングをはじめとする卓越したビジネスモデルと経営戦略に迫っている。2016年頃から本格化したナイキのDXの中核にあるのは自社アプリを使い消費者との強固なつながりを構築するというものだ。同社のアプリは単にオンラインで商品を購入するためのものではなく、トレーニングメニューの提供や、購入のゲーミフィケーション(ゲーム化)で楽しめるものになっている。また、最新技術であるNFTを活用し、まったく新しい再販市場を成立させる構想もあるという。著者は、中小企業のデジタル化支援のコンサルティング会社「LINK496」代表、株式会社鍋久取締役。株式会社チヨダ取締役、株式会社マックハウス代表取締役社長等を経て、2019年にLINK496を設立。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年6月8日]

商品内容

要旨

Eコマース、スマホアプリ、そしてNFT―なぜコロナ危機に勝利したのか。そのビジネスモデルの全貌を知れば、デジタル時代のヒントが見えてくる。

目次

第1章 コロナ危機とナイキ(暗黒の春
CEOの交代と予想外の2020年第3四半期 ほか)
第2章 驚異的なリバウンド(CDOからCDAへ
アマゾンとの決別 ほか)
第3章 DX戦略の道のり(スティーブ・ジョブズとナイキ
成功した方針変更 ほか)
第4章 リセール市場とNFTスニーカー(偽物スニーカーの闇
リセール(再販)市場は60億ドル規模に成長 ほか)
第5章 「アスリート資本」とナイキのメッセージ(アスリート資本の原点―スティーブ・プリフォンテーン
テニスとバスケットのアスリート資本 ほか)
附章 私とナイキ

著者紹介

白土 孝 (シラツチ タカシ)  
1954年生まれ。北九州市立大学文学部英文科卒。2007年、株式会社チヨダ取締役就任。マーケティングおよびIRを担当する。2013年、株式会社マックハウス代表取締役社長。2019年にマックハウス退任後、中小企業のデジタル化支援のコンサルティング会社「LINK496」を設立し代表となる。2020年株式会社鍋久、取締役就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)