• 本

ハラールマーケット最前線 急増する訪日イスラム教徒の受け入れ態勢と、ハラール認証制度の今を追う

出版社名 実業之日本社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-408-33512-4
4-408-33512-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 191P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

グローバルビジネスや観光、外食産業の分野で近年「ハラール」という言葉が聞かれるようになってきている。ハラールとは、イスラム教で許される行為や食べ物のこと。その逆の「禁忌(タブー)」にあたるのが「ハラーム」で、よく知られるものに豚肉の摂取禁止がある。イスラム教徒が口にすることのできる食品としてお墨付きを与えることを「ハラール認証」といい、日本国内にも数多くの認証団体が存在する。東南アジアなどからイスラム教徒の観光客としての来日が増加していること、また2020年東京五輪開催を見据え、この「ハラール認証」を取得した食品の販売や料理の提供が一大ビジネスになろうとしている。本書では、そうした状況を鑑み、日本人には馴染みのうすいハラール、ハラーム、イスラム法等について解説し、実際に展開され始めている「ハラールビジネス」の数々をリポートしている。著者は、クエート・アルカバス紙特派員、在日リビア大使館渉外担当などの経験がある中東・イスラムの専門家、アナリスト。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年9月3日])

→情報工場SERENDIP×e−hon 会員限定キャンペーンページはこちら!

商品内容

要旨

飲食・宿泊・観光業界必読!国内で急速に進むハラール対応ビジネス。ハラール=イスラム法で許される行為や食べ物。増え続けるイスラム教徒観光客。古都・京都のハラール戦略、H.I.Sのイスラム教徒向けツアー、イオンモール幕張新都心の礼拝施設。日本独特の「ハラール認証」とは?

目次

第1章 「ハラール」とはなにか?―イスラムの教義と、在日イスラム教徒の苦労からみる「ハラール・ブーム」の背景
第2章 観光客5000万人突破!京都にみる、おもてなしビジネス―古都のハラール戦略
第3章 ハラール認証をする機関は、「株式会社」、「NPO法人」、「宗教法人」に分けられる―日本のハラール認証機関の現状
第4章 インバウンド市場の「今」と、2020年に向けた戦略―インバウンドビジネスの可能性
第5章 アウトバウンドへの関心を高める中小企業や、若き起業家―海外市場への挑戦
第6章 「ハラール」と「ハラーム」の最新事情―ハラールビジネスの注意点

出版社
商品紹介

新聞、メディアを賑わすハラールとは?ASEAN諸国・中東からの訪日イスラム教徒にどう対応していくか。東京・京都の取材を元に報告。

著者紹介

佐々木 良昭 (ササキ ヨシアキ)  
1947年岩手県生まれ。拓殖大学商学部卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学学科を修了。アルカバス紙(クェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学教授などを経て、現在は笹川平和財団特別研究員をつとめる。年に約10回のペースでアラブ&中近東に出向き特自のフィールドワーク。イスラム諸国に豊富な人脈を築き、第一級のアナリストとして講演・マスメディアを通じて最新情報を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)