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あまりに残酷な拷問の世界 愛と狂気の物語

出版社名 青春出版社
出版年月 1999年12月
ISBNコード 978-4-413-03169-1
4-413-03169-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 239P 20cm

商品内容

要旨

拷問や処刑にまつわる歴史的資料を研究し考察しながら、そこに関わった人々、あるいは、その心のドラマに思いを馳せることは、ひとつの知的興奮である。どんな拷問器具を見ていても、それによって拷問を受けた人間の恐怖と苦痛がよみがえり、執行する人間の複雑な心境、それを眺めている人々のなまなましい興奮が浮かんでくる。それもまた歴史の真実であり、人間の真理である。本書では、その歴史的資料や文献をもとに、当時の残酷な光景を物語の形で再現した。

目次

第1章 死よりも苦痛な拷問の悪夢(欲望が渦巻く残酷な魔女裁判
この世で最も恐ろしい長靴
「がみがみ女のくつわ」の辱め ほか)
第2章 権力者たちの暴走する狂気(ワラキアの「串刺し公」
サド侯爵の恐ろしい素顔
ジル・ド・レ侯爵の少年愛 ほか)
第3章 呪われた愛と残酷な運命(ジャンヌ・ダルクの処刑
暴君ネロの妃オクタヴィアの処刑
マリー・アントワネットの処刑 ほか)
第4章 悪魔も怯える処刑の戦慄(四つ裂きになった暗殺者
無理やり生かされる恐怖の「吊り篭」
溺死という残酷な処刑法 ほか)