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死体の祈り 監察医が聞いた

出版社名 青春出版社
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-413-03304-6
4-413-03304-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 207P 20cm

商品内容

要旨

死は怖くない、別れが怖いのだ。二万体の死体をみた監察医が綴った生きる意味。

目次

虐待死の本当の切なさ
発見されなかった遺書
殺して悔いのない愛憎死
きれいな死に顔の意味
誰も知らない死体の種類
過労死の無情
親を殺した後…
見えない死体の重さ
腹上死で死ぬ男、生き残る女
「死ぬ」瞬間の快楽
中絶死という検死
報われない愛の形
交通事故死の悲痛な叫び
未解決死体の末路
もう一人の被害者
人を助けるという本能
自殺という他殺死体
餓死死体の孤独
老衰で死にゆく
笑顔という幸福

出版社・メーカーコメント

虐待死、安楽死、親殺し・・・これまで「死者の側」に立って話をしてきた著者が、本書では「加害者」の立場にも立ち、「なぜ殺さなくてはならなかったのか」「殺す側の心情とはなにか」を問いかける。また、「遺書について」など、これまでの著書でふれなかった点についても、思いを綴る。2万体の死体をみてきた監察医が語る「生きる意味」を問う書。

著者紹介

上野 正彦 (ウエノ マサヒコ)  
1929年茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年東京都監察医務院監察医となり、1984年同院長になる。1989年退官後は、法医学評論家としてテレビ、雑誌などで活躍。退官後に出版した『死体は語る』は大ベストセラーになった。元、日本被害者学会理事。現在、お茶の水医療福祉専門学校グループ名誉校長。杉並精神作業所アゲイン運営委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)