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色の名前で読み解く日本史

プレイブックスインテリジェンス

出版社名 青春出版社
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-413-04049-5
4-413-04049-X
税込価格 825円
頁数・縦 211P 18cm

商品内容

要旨

本書では数多くの伝統色名を取り上げ、それにまつわる歴史的な逸話や染材など、色彩への興味が湧くような記述を心がけた。もともとは月刊誌『公評』一九九四年七月号から十三回にわたって連載したものだが、本にまとめるに当たって大幅に加筆し、構成も改めた。

目次

春の章―赤、薄赤、黄系の色(赤―農耕民族日本人の太陽信仰
緋―茜で染めた火の色 ほか)
夏の章―緑、青、薄青系の色(緑―草木の生命力を色に託す
萌葱色―若武者、平敦盛の鎧縅 ほか)
秋の章―茶、橙系の色(茶色―茶の伝来とともに生まれた色
橡―大伴家持が好んだ着物 ほか)
冬の章―紫、無彩色系の色(紫―宮廷びとにもてはやされた理由
紫根色―権力を象徴する色 ほか)

著者紹介

中江 克己 (ナカエ カツミ)  
1935年、北海道函館市生まれ。ノンフィクション作家・染織文化研究家。染織文化誌『藍』(青桐社)の編集長を務めて以来、伝統染織の文化史的側面を追い続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)