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川柳で読み解く「お江戸」の事情

プレイブックスインテリジェンス

出版社名 青春出版社
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-413-04113-3
4-413-04113-5
税込価格 770円
頁数・縦 188P 18cm

商品内容

要旨

「一年を二十日で暮らすいい男」職人・花魁・若旦那…江戸っ子の粋と意気地と暮らしぶり。

目次

第1章 風情を愉しむ江戸の「歳時記」
第2章 初物で粋を競う江戸の「食」
第3章 権威を笑った江戸っ子の「心意気」
第4章 好いた惚れたの江戸の「色恋」
第5章 人情あふれる江戸っ子の「暮らしぶり」
第6章 遊女の本音がちらりとのぞく「色街事情」

おすすめコメント

「一年を二十日で暮らすいい男」とは、江戸で人気のあった力士を詠んだもの。「おっと来たなとそば釜のふたを取り」なら、客寄せにおいしそうな湯気をかがせるそば屋の主人。川柳の十七文字のなかには、江戸庶民の暮らしや遊び、人間関係などさまざまな「お江戸」の事情が詠み込まれている。本書は川柳に活きいきと描かれた、江戸っ子の「粋」と「意気地」と「暮らしぶり」を紹介します。

著者紹介

中江 克己 (ナカエ カツミ)  
1935年、北海道函館市生まれ。編集者を経てノンフィクション作家。歴史の意外な側面や歴史人物のもう一つの顔に焦点を当てて、執筆をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)