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美女の骨格 名画に隠された秘密

青春新書INTELLIGENCE PI−236

出版社名 青春出版社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-413-04236-9
4-413-04236-0
税込価格 1,023円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

「美しい」には理由がある。ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」―大人の骨格で描かれた幼いキリスト、ミケランジェロ「原罪」―生身の女性以上にダイナミックなイブの秘密、ルーベンス・裸婦像―ふくよかな肉体の下に描かれたものとは、ほか、レンブラント、歌麿、手塚治虫…の作品のまったく新しい見方。

目次

はじめに 骨が美を語る「美術解剖学」
第1章 美しさの秘密は“骨”にあった(“見た目の印象”はどこでつくられるのか?
顔はこんなに骨格の影響を受けている ほか)
第2章 絵画は骨格で読み解くと面白い(絵画の「顔の見方」は二つある
絵の具の違いが生んだ表現の違い ほか)
第3章 「美人画」が教えてくれる美の変遷(日本の美術解剖学の生みの親は森鴎外
鴎外後の美術解剖学の立役者たち ほか)
第4章 “美女の境界線”はどこにある?(顔が小さいほど美しい?
世界に通用する美女の共通点 ほか)

著者紹介

宮永 美知代 (ミヤナガ ミチヨ)  
兵庫県神戸市生まれ。東京芸術大学美術学部助教。美術解剖学会、日本顔学会理事。女子美術大学芸術学部(日本画専攻)卒業後、東京芸術大学大学院美術研究科(美術解剖学専攻)修了。その後、東京大学理学部人類学教室研究生を経て、東邦大学医学部で医学博士を取得。現在は、東京芸術大学大学院美術教育(美術解剖学2)研究室、また、学部専門教育科目・美術解剖学で教鞭をとる傍ら、全国各地の大学で講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)