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子どものうつと発達障害

青春新書INTELLIGENCE PI−334

出版社名 青春出版社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-413-04334-2
4-413-04334-0
税込価格 1,016円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

幼児期のツケは、思春期以降に訪れるのです。よく「うちの子は小さいころからいい子だった」「子どものころから甘えることがなくて、手のかからない子だった」と言う親がいます。実は、これが一番心配です。親がつらそうな顔をしていると子どもは甘えなくなるものです。思春期・青年期になって問題を起こした子どもに対する評判は、とてもよいことが多いのです―自らも発達障害を克服してきた経験を持ち、地元福島で被災児童も多く診てきた著者が、いまどきの子どもの心の異変から対応法までを、わかりやすく解説した一冊。

目次

プロローグ 子どもの心の“小さな異変”に気づけていますか
1章 なぜ最近「発達障害」が増えてきているのか
2章 子どもの「うつ」が見過ごされやすい理由
3章 「登校しぶり」があったら疑うべきこと
4章 東日本大震災と子どもの「PTSD」
5章 低年齢化する「拒食症・過食症」の真因
6章 家族が機能していますか?―子どもの心は必ず回復する
エピローグ 子どもの可能性を狭めてしまわないために

おすすめコメント

発達障害、うつ、不登校……最近になって、どうして子どもの心の病は急増しているのか? なぜ見過ごされがちなのか? 自らも発達障害を克服して医師になった著者だからこそわかる、その真の原因と、危ない兆候(サイン)の見きわめ方、対応法をわかりやすく解説。東日本大震災による子どものPTSD問題も初紹介。

著者紹介

星野 仁彦 (ホシノ ヨシヒコ)  
1947年福島県生まれ。心療内科医・医学博士。福島県立医科大学卒業後、米国エール大学児童精神科留学、福島県立医科大学神経精神科助教授などを経て、福島学院大学大学院教授。専門は、児童精神医学、スクールカウンセリング、精神薬理学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)