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吉本隆明の下町の愉しみ 日々を味わう贅沢

青春新書INTELLIGENCE PI−372

出版社名 青春出版社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-413-04372-4
4-413-04372-3
税込価格 933円
頁数・縦 173P 18cm

商品内容

要旨

知の巨人が書き残した印象的な情景と思索の日々。下町の日常の中で、ささやかながら印象的な情景を綴った全編自筆の珠玉のエッセイ十六編と掌編小説三話。

目次

四季の愉しみ
上野のかたつむり
精養軒のビア・ガーデン
ある夏の食事日記(抄)
自転車哀歡
新年雑事
墓地に眠る猫さんへ
おみくじ「兇」の年
銭湯の百話
沖縄の舟大工さんの記憶
ホームレスに思う平和の像
提灯のあかりに
三粒の木の実
芋ようかんと殺気
春の匂い
イーハトヴの冬景色
ヘンミ・スーパーの挿話
手の挿話
坂の上、坂の下

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
1924年東京生まれ。詩人、思想家、評論家。東京工業大学工学部を卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動を続ける。日本の戦後思想に大きな影響を与え、文学や芸術だけでなく、政治、経済、宗教からサブカルチャーに至るまで、あらゆる事象を扱う「知」の巨人である。2012年3月逝去。享年87歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)