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株高不況 株価は高いのに生活が厳しい本当の理由

青春新書INTELLIGENCE PI−725

出版社名 青春出版社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-413-04725-8
4-413-04725-7
税込価格 1,298円
頁数・縦 188P 18cm

商品内容

要旨

拡大する企業業績、高値を維持する日経平均株価…。そのおカネはどこへ行ってしまうのか?いったい誰が儲けているのか?

目次

1章 なぜ株高なのに、生活は厳しいままなのか(景気回復の実感に乏しい株高
家計の景況感は良好? ほか)
2章 この「株高不況」と「円安」をもたらした真の原因は?(金融緩和の功罪
異次元緩和とはなんだったのか ほか)
3章 この先、賃金は物価上昇に追いつくのか(物価上昇の実感とのズレ
統計上は伸びていない家賃 ほか)
4章 いつまで続く!?「株高不況」との賢い付き合い方(日本企業は稼ぐ力を取り戻している
低い労働分配率は大企業が問題 ほか)

出版社・メーカーコメント

コロナ収束以降、日経平均株価は3〜4万円台と高値をキープし、一時、バブル期に記録した最高値も更新した。2025年になってトランプ関税に振り回されつつも、しっかり持ち直してもいる。その一方で、足元の物価高もあって、庶民の生活は厳しいまま。なぜ、株価は好調なのに庶民はその恩恵を感じられないのか。国民全体が好景気に沸いたバブル期と何かが違うのか。現在の「株高不況」の真因と、生活者ができるその対応策を、気鋭のエコノミストが鋭く、かつ、わかりやすく解説する。

著者紹介

藤代 宏一 (フジシロ コウイチ)  
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。2005年第一生命保険入社。2010年内閣府経済財政分析担当へ出向し、2年間『経済財政白書』の執筆や、月例経済報告の作成を担当。その後、第一生命保険より転籍。2018年参議院予算委員会調査室客員調査員を兼務。2023年4月から現職。早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。テレビ、新聞、YouTubeなどを通じて幅広く経済情報の発信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)