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フィクションが現実となるとき 日常生活にひそむメディアの影響と心理

出版社名 誠信書房
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-414-30426-8
4-414-30426-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 380P 21cm

商品内容

目次

第1章 フィクションと現実―メディアが社会的現実を作る
第2章 ファンの世界、フィクションそして現実
第3章 日常生活における古いメディアと新しいメディア―テレビからソーシャルメディアまで
第4章 メディアにおける暴力
第5章 メディアにおける社会集団の描写―人種、ジェンダーそしてその先
第6章 広告、消費主義と健康
第7章 メディアと社会的アイデンティティ
第8章 政治報道の社会心理
第9章 助手席から運転席へ

おすすめコメント

「メディアの暴力的・性的な表現は、人(子ども)に影響を与えるのか?」という、古典的議論に結論はあるのか。現代日本には「規制するべき」、「表現の自由を守るべき」と、両極端の「べき論」が溢れているが、議論は深まらない。極論に流されずに対応するため、実証的研究に基づく心理学が役に立つ。アメリカ上院議会で証言し、暴力的ゲームの開発者達と皮肉りあい、子育てにも奮闘中のメディア心理学者が平易かつウィットに富んだ語り口で世に問う一冊。

著者紹介

川端 美樹 (カワバタ ミキ)  
目白大学メディア学部メディア学科教授、目白大学大学院心理学研究科教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得満期退学。福島女子短期大学助教授、目白大学社会学部メディア表現学科教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)