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パリ・オペラ座のエトワール アニエス・ルテステュ自伝

出版社名 世界文化社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-418-18501-6
4-418-18501-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

アニエス・ルテステュは、パリ・オペラ座のみならず、ボリショイ劇場、ミラノ・スカラ座、東京、キューバなど、世界の権威ある劇場を活躍の舞台としてきたエトワール・ダンスーズである。彼女のレパートリーは、『椿姫』『ジゼル』など情熱的、具象的な役から、コンテンポラリーの抽象的な表現、アブストラクトにまで及ぶ。卓越した技巧が、彼女の素晴らしい演技を支えている。彼女の踊りを目にした者は、その深みとオリジナリティーを決して忘れることができない。ジェラール・マノニとの共著であるこの書籍において、ダンサーにして衣装デザイナー、バレエ教師でもある彼女は、舞踊についての広大なテーマを記した。修業時代、後進の指導、精神と身体の関係、主要な役、友人でもあり敵でもある身体、振付家たちとの関係…。これほど多岐にわたるテーマを、偉大なダンサーが、率直かつ詳細に、そして知的に、私たちに明かすのは稀有なことだ。

目次

バレエと出会った頃
身体の記憶
教わることから教えることへ
コンクール
プルミエール・ダンスーズ
エトワール
自分とは違う性格を演じる
身体は敵か味方か
振付家の流儀
音楽について…
パートナー
衣装をデザインすること、着用すること
舞台で
コール・ド・バレエ
ツアーと招待
パリ・オペラ座
メディアとの関わり
キャリアの「終わり」

おすすめコメント

「20世紀で最も偉大なバレリーナの一人」と言われ、パリ・オペラ座のエトワールを長く勤めたアニエス・ルテステュ(1971年生)の半生記。

著者紹介

マノニ,ジェラール (マノニ,ジェラール)   Mannoni,G´erard
ラジオ番組や新聞・雑誌で40年以上活躍する音楽と舞踊の評論家。舞踊とダンサーに関しての著作は数多い
木下 伴江 (キノシタ トモエ)  
学習院大学文学部フランス文学科卒、青山学院大学大学院博士前期課程修了(フランス文学)、パリ第7大学大学院博士後期課程にてDEA取得(フランス19世紀詩)、北海道大学大学院博士後期課程満期退学。日仏翻訳家。主に雑誌翻訳で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)