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能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ

あいだで考える

出版社名 創元社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-422-36016-4
4-422-36016-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 157P 17cm

商品内容

要旨

重度障害者の星子さんとの暮らし、やまゆり園事件の植松青年への手紙、通いつづけた水俣の地で知ったこと。「いのちに価値づけはできるのか?」10代の3人と語りあう。

目次

第1回 頼り頼られるはひとつのこと(「3人の自分」と星子さんの誕生
星子さんとの暮らし
頼り頼られるはひとつのこと)
第2回 私の弱さと能力主義(「弱さ」と能力
やまゆり園事件の植松青年とのかかわり
能力で人の生死を決められるのか)
第3回 開いた世界と閉じた世界(社会の中の優生思想
自立と自己責任
「個人」の西洋と「場」の日本
開いた世界と閉じた世界
いのちの中の死と生)
第4回 いのちと価値のあいだ(差別と水俣病
石牟礼道子が伝えた水俣
いのちと価値のあいだ)

著者紹介

最首 悟 (サイシュ サトル)  
1936年福島県生まれ。生物学者、社会学者、思想家。東京大学教養学部助手を27年間務め、1977年より不知火海総合学術調査団(水俣病に関する実地調査研究)に参加。また障害者の地域作業所「カプカプ」の設立・運営に携わる。現在、和光大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)