• 本

タゴールの歌 自然と人生をみつめなおす歌詩60選

シリーズ●アジアからの贈りもの

出版社名 段々社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-434-11690-2
4-434-11690-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 115P 21cm

商品内容

目次

1 自然の歌(生命の春
雨の夕べ
夜のラーガ
大地の鼓動 ほか)
2 心の歌(瞑想の時
祈りの歌
悲しみの言葉
道の時空 ほか)

出版社・メーカーコメント

ノーベル文学賞の受賞詩人であるラビンドラナート・タゴール(1861〜1941)は、文学、 哲学、教育、絵画など多方面で数多くの業績を残したが、多彩な創作の中で最上のものは 歌であると述べている。 自然の歌、愛の歌、神への賛歌など二千曲余が収められた『gitabitan』から60編を訳出。自然と人間との調和を真に求めたアジアの詩聖による歌のメッセージを、直弟子に師事したタゴール歌曲の研究家が初めて日本に紹介する。本書掲載の5編を歌うCDも併録。 インドの富裕なエリートの家庭に生まれたタゴールは、幼少の頃からベンガルの歌、サンスクリットの経典の歌、ヨーロッパの歌、楽器等の修練をするという特別な音楽環境の中で育ったという。因みにインドとバングラディシュの国歌はタゴールの作詩作曲である。 十代の頃から今日までタゴールの詩からたくさんのことを学んできたという日野原重明氏は本書序文に「宇宙との一体感、自然との一体感から生まれたタゴール歌曲の詩が、読者の心の琴線に響くものと思う」と書いている。

著者紹介

タゴール,ラビンドラナート (タゴール,ラビンドラナート)   Tagore,Rabindranath
1861〜1941。インドの詩聖。文学、哲学、教育、絵画など多方面で数多くの業績を残す。1913年詩集『ギタンジャリ』でアジアで最初のノーベル文学賞を受賞。多彩な創作の中で最上のものは歌であると自ら述べているように、作詞のほか作曲も手がけた。自然の歌、祈りの歌、愛の歌など二千曲を超える歌が『キトビタン(歌詩集)』に収められている。インドとバングラディシュ両国の国歌もタゴールによる作詩作曲である
神戸 朋子 (カンベ トモコ)  
東京都生まれ。1976〜77年インド西ベンガル州の国立ヴィシュヴァ・バーラティ大学においてベンガル語を学ぶ。当地にてタゴール歌曲と出合いタゴールの直弟子シャンティデヴ・ゴーシュに師事。その後短期滞在を重ね今日に至る。歌詩の翻訳を続ける一方、毎年リサイタルを行いタゴール歌曲の紹介に務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)