教科書と「慰安婦」問題 子どもたちに歴史の事実を教え続ける
| 出版社名 | 群青社 |
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| 出版年月 | 2021年8月 |
| ISBNコード |
978-4-434-29469-3
(4-434-29469-5) |
| 税込価格 | 2,200円 |
| 頁数・縦 | 228P 21cm |
商品内容
| 要旨 |
自国の歴史を偽り続ける政府。不都合な事実を隠す教科書検定。教師は非難や妨害に抗して歴史の事実を教え続けた。 |
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| 目次 |
序章 問題の所在 |



出版社・メーカーコメント
政府幕僚や自民党、維新の会、右派勢力などによって蒸し返される歴史の改竄・歪曲。その象徴としてターゲットにされてきた「慰安婦」問題。論理性も知性もない幼稚な歴史修正主義は戦後最悪とされる日韓関係の最大の障壁となっている。著者はこうした流れに抗い、長年、歴史の授業を通して「慰安婦」問題の真実を子どもたちに教えてきた。本書は戦後、時の権力の意向を反映しつづけてきた歴史教科書検定の実態を、一身を投げ打って告発し続けた家永三郎の3次にわたる教科書裁判や杉本判決を通して示すとともに、「慰安婦」問題の教科書記述の経年的変化と「慰安婦」問題の授業や子どもたちの学びの実際を示すことで、戦前を彷彿とさせる昨今の状況の下、民主主義の根幹としての教育の自由、教師のあり方を強く問う。