• 本

メンデルと遺伝

世界の伝記科学のパイオニア

出版社名 玉川大学出版部
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-472-05969-8
4-472-05969-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 140P 22cm

商品内容

要旨

メンデルは、まだ「遺伝子」や「DNA」というものがほとんど知られていない時代に、だれも明らかにすることができなかった「遺伝の法則」を発見しました。学問を続けるために修道士の道を選んだメンデル。時代に先がけた科学者の生涯をたどってみましょう。

目次

1 序章
2 ヨハン、グレゴールという修道名をさずかる
3 ブルノの修道院で
4 ウィーン大学での日々
5 メンデルよりまえの時代の植物交雑と細胞説
6 メンデルの実験
7 修道院長としてのメンデル
8 メンデルよりあとの時代の植物交雑と細胞説

おすすめコメント

現代に続く遺伝学の基礎をつくったメンデルは、有名なエンドウマメの実験を8年にわたって根気強く修道院で続け、「メンデルの法則」を発見した。なぜ大学や研究所ではなく修道院だったのか、その発見が長く見過ごされた当時の自然科学の状況はどうだったかを、周囲の人々に慕われた彼の人間性、その生涯と重ね合わせて紹介。

著者紹介

ジョージ,ウィルマ (ジョージ,ウィルマ)   George,Wilma
オックスフォード大学のレディー・マーガレット・ホールとサマービル・カレッジで特別研究員および講師をつとめる。大学では動物学・遺伝学・科学史の講義を受けもつ
新美 景子 (ニイミ ケイコ)  
東京都生まれ。おもに児童向けノンフィクションの翻訳・執筆にたずさわる。科学読物研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)