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モノづくり幻想が日本経済をダメにする 変わる世界、変わらない日本

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-478-00295-7
4-478-00295-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 228P 20cm

商品内容

要旨

長かった「自信喪失期」から「自信過剰期」へと移行した日本経済。しかし、本質的な構造は何も変わっていない。危機感なき現状に警鐘を鳴らす辛口経済エッセイ。

目次

第1章 世界は大きく変わった
第2章 いったい日本はITを使えるのか?
第3章 変わらない日本の企業と産業構造
第4章 景気回復で拡大する格差
第5章 日本の株式市場は「まとも」か?
第6章 日本の金融業に未来はあるか?
第7章 税と年金

出版社・メーカーコメント

今や世界の経済は新たなグローバル化時代に突入した。名ばかりの「構造改革」で古い製造業を延命させた日本をめぐる悲喜劇とは?危機と外圧がなければ、いつまでたっても現状に甘んじる健忘症国家・ニッポン。名ばかりの「構造改革」と中国特需で、旧態依然の製造業を生き延びさせてしまった。しかしこのままでは、国境を越えて情報やサービスが駆け巡るグローバル化時代に生き残ることはできない。日本の悲喜劇をシャープに斬った知的エッセイ集。

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)