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世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-478-10534-4
4-478-10534-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 298P 19cm

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要旨

世界のエリート教育に“異変”が起きている。教育業界では無名の起業家が2014年に創立した大学に、ハーバードなどの名門校を辞退してまで入学する学生が出てきているのだ。ミネルバ大学である。自前の校舎はなく、独自の教育をすべてオンラインで提供。全寮制で学生は4年間に世界7都市に移り住む。本書では、そんな従来の大学からすれば異例づくめのミネルバ大学について、設立の経緯、教育理念とカリキュラム、教育手法、入学システムなどを詳細に紹介。そこからは、「21世紀最初のエリート大学」「高等教育の再創造」をめざし、既存の大学が抱える諸問題の解決に挑む同大学の出身者が今後世界をどのように変えていくかをうかがい知ることができる。著者は、東レ、住友スリーエム(現・3Mジャパン)などを経て、2014年に独立。自らコンタクトし、ミネルバ大学の日本連絡事務所代表を務める。2017年からは代表を辞し「Dream Project School」を立ち上げて「教育の再創造」というミッションを多くの人に届けるべく活動を続けている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年08月22日]

商品内容

要旨

最高の教育を、適正な価格で、より多くの人へ―真の教育革命を遂げる「仕組み」をつりあげた驚異のベンチャー大学「ミネルバ」の全貌を、初めて明かす!

目次

はじめに 資産も実績もゼロの大学に、なぜ世界中から学生が殺到するのか?
序章 ミネルバ大学創立者、ベン・ネルソンの物語
第1章 なぜミネルバ大学は、ゼロからの立ち上げに成功したのか?―トップ・エリート大学市場への参入戦略と組織設計
第2章 なぜミネルバ大学は、「最高の教育を、適正な価格で」実現できたのか?―世界のエリートを惹きつけるカリキュラム、仕組み、テクノロジー
第3章 なぜ実績ゼロの新設大学に、世界のエリートが集ったのか?―学生、教員、スタッフがミネルバで得たもの
第4章 ミネルバ大学は、本当に教育に革命をもたらせるのか?―“学生の学び”を軸とした教育に立ち返るための提言
第5章 ミネルバは日本でどのように展開したのか?―産官学の垣根を越えた連携が、教育に新しいうねりをもたらす

おすすめコメント

「最高の教育を、適正な価格で、より多くの人へ」をスローガンに大学に教育をもたらし、全世界から注目を集めるミネルバ大学のすべて。キャンパスも、教室も、入試もない大学が、なぜハーバードよりも人気を博し、全米トップのクリエイティブ思考力を発揮する生徒を育てられるのか?

著者紹介

山本 秀樹 (ヤマモト ヒデキ)  
1997年慶應義塾大学経済学部卒、2008年ケンブリッジ大学経営管理学修士(MBA)。大学卒業後、東レに入社。高機能繊維の新規用途開発を担当し、幅広い産業における新製品開発に関わる。ブーズ・アンド・カンパニー(現PwC Strategy&)では、主に素材メーカーの事業再生、成長戦略、M&A戦略、新規事業開発支援に携わり、その後、住友スリーエム(現3Mジャパン)にて2つの事業部でマーケティング部長を経験。ケンブリッジ大学に留学後、同大学のカレッジ制度や少数、グループワーク重視の学習環境・スタイルに深く感銘を受け、以後、日本でも同様な教育を提供できないか業務と並行して模索(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)