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不思議なテレポート・マシーンの話 なぜ「ぼく」が存在の謎を考えることになったか?

ちくまQブックス

出版社名 筑摩書房
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-480-25137-4
4-480-25137-5
税込価格 1,210円
頁数・縦 109P 19cm

商品内容

要旨

おじさんがフリマで出会った奇妙な機械。それは物体をデータ化して、複製するという驚きの力を持つ装置だった。もしもあらゆるものが複製可能になったなら、この世界は、ぼくたちはどうなってしまうのか?それともぼくたちもすでに…?知識ゼロからの哲学対話。

目次

第1章 おじさんがフリマで奇妙なものをみつけた話(おじさんとぼく
おじさんがフリマで奇妙なものを手に入れたいきさつ ほか)
第2章 もう一台の「受信機」が手に入った話(おじさんからメールが届く
フリマの主催者からおじさんが聞いたことと、その後でおじさんが見つけたもの ほか)
第3章 ひともまたデータになってしまうという話(ひとを複製するなんて何で思いついたのかと、おじさんが責められる
生きているものと生きていないもの ほか)
第4章 自分たちはシミュレーションかもしれないという話(心をシミュレーションする
人類のあとに来るもの ほか)

出版社・メーカーコメント

不思議なテレポート・マシーンとの出会いをきっかけに、哲学の基本的な問題をめぐって丁寧に議論を繰り広げる。論理的思考の展開方法も学べるやさしい哲学対話。

著者紹介

飯田 隆 (イイダ タカシ)  
1948年生まれ。東京大学とミシガン大学で学び、熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で、哲学を教えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)