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僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く

出版社名 CCCメディアハウス
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-484-14103-9
4-484-14103-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 276P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

ワーキングプア、就職難など、日本の「若者」たちの目前にはさまざまな困難な問題が立ちはだかり、先に希望を見出せない者は決して少なくないようだ。そしてこれは日本だけの問題ではない。本書では、アメリカをはじめとする先進諸国の「Y世代(1976〜2000年生まれの世代)」にスポットを当てている。日本や中国、ブラジル等を含む各国のY世代50人以上への取材をもとに、低賃金や非正規雇用、学資ローンの返済などに苦しみ、希望を失った若者たちの現状を明らかにする。また、そういった状況を生んだ構造的要因を探り、政府は何をすべきか、彼ら自身はどうすべきか等提言を行っている。著者はウォール・ストリート・ジャーナル等で活躍する米国人ジャーナリスト。両親はウクライナ出身で、自身も執筆当時28歳の「Y世代」である。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年3月19日])

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商品内容

要旨

米英から日本、スペイン、中国、ブラジルまで、50人以上の「Y世代(1976‐2000年生まれ)」を徹底取材。非正規雇用、低賃金、給付減、未婚、借金、親と同居…大卒でも就職できない若者たちに「希望」はあるのか?WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の28歳記者が書いた衝撃のレポート。

目次

序章 豊かな生活の終わり
第1章 金融危機後のアメリカの若者たち
第2章 アメリカより深刻なヨーロッパ
第3章 Y世代に不利な労働市場
第4章 すでに頭脳流出は始まっている
第5章 新興国に希望は見つかるか
第6章 赤字削減か経済成長かという選択
第7章 政府予算の正しい使い道
第8章 自分の力で苦境を脱するには
終章 これからどうする?

出版社
商品紹介

28歳の同世代経済記者が書いた衝撃のレポート。非正規雇用、低賃金、未婚など先進国共通の問題に解決の糸口はあるのか?

著者紹介

フロイモビッチ,リヴァ (フロイモビッチ,リヴァ)   Froymovich,Riva
ジャーナリスト。両親はソ連(現在のウクライナ)出身。より良い生活を求めてアメリカに移住し、アメリカンドリームを成し遂げた。リヴァはニューヨークで育ち、ニューヨーク大学でジャーナリズムの学士号を取得。主にウォール・ストリート・ジャーナル紙やダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズに執筆してきた。TV記者でもあり、フォックス・ビジネスニュース、BBC、スカイTVに出演。リーマンショックから世界恐慌、ユーロ崩壊、新興国の勃興、各国中央銀行や政府の金融政策の取材経験がある
山田 美明 (ヤマダ ヨシアキ)  
英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)