歴史の証人ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-488-00385-2
(4-488-00385-0) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 270,17P 20cm |
商品内容
要旨 |
歴史はホテルで作られる…。パリ、ヴァンドーム広場に面したホテル・リッツ。世界中の観光客の憧れの的であるこのホテルは、ナチス占領時、ゲーリングが拠点を置いたにもかかわらず、そこには同時にコクトー、サルトル、ボーヴォワールら多くの作家、文化人たち、王族たちも出入りし、女優のアルレッティやシャネルのように、ドイツ人将校の愛人となる女性たちも多くいた。そしてパリ解放時には、従軍記者だったヘミングウェイ、戦場カメラマンのロバート・キャパらが先を争ってリッツを目指し、イングリッド・バーグマンはキャパと出会い恋に落ちる。ホテル・リッツという舞台を切り口に描かれた、まるでグランドホテル形式の小説のような傑作ノンフィクション。 |
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目次 |
パリのスイス―一九四〇年六月 |
おすすめコメント
世界中の観光客の憧れの的であるこのホテルは、1800年代は、プルースト、オスカー・ワイルドが出入りし、1920年代にはヘミングウェイや、S・フィッツジェラルド等が待ち合わせに使い、ナチス占領下には、ゲーリングが拠点を置いた。そこには同時にコクトーもサルトルもボーヴォワールも、ロバート・キャパも出入りし、ココ・シャネルが住み……歴史を見守ってきたこのホテル。まさにグランド・ホテル形式の物語を地でいく傑作ノンフィクション。