アメリカのシャーロック・ホームズ 殺人、法科学、アメリカのCSIの誕生
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-488-00395-1
(4-488-00395-8) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 332P 20cm |
商品内容
要旨 |
1920年代のアメリカでは、禁酒法の影響で犯罪が激増しているにもかかわらず、未だ直感や不充分な情況証拠に頼る捜査が主流だった。そんな時代に、捜査に科学的手法を導入した犯罪学者がいた―その男の名は、オスカー・ハインリッヒ。数々の難事件の捜査に、筆跡や弾道、血痕パターンの分析など、現代では当然のように思われている技術を用いたオスカーは、いつしか“アメリカのシャーロック・ホームズ”と称されるに至った―。全米を揺るがした列車強盗事件、有名喜劇俳優が容疑者となった殺人事件など、実際にオスカーが手掛けた事件を紹介しながら、知られざる科学捜査の歴史と、そのパイオニアたる人物の生涯を描く、瞠目のノンフィクション! |
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目次 |
第1章 血まみれの現場―アレン・ラムソンの浴室の事例(1) |
出版社・メーカーコメント
アメリカの科学捜査の先駆者として、”アメリカのシャーロック・ホームズ”と称された男、エドワード・オスカー・ハインリッヒ。1920年代に活動を始めた彼は、誤算や誤解に苦しみつつも、犯罪捜査に科学の視点をもたらしていく――。筆跡鑑定を用いた司祭殺人事件や、血痕の飛び散るパターンから犯行状況を割り出そうとした事件など、実際に手掛けたケースを紹介しながら、知られざる科学捜査の歴史を描く、瞠目のノンフィクション!