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湖畔荘 下

出版社名 東京創元社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-488-01072-0
4-488-01072-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 314P 19cm
シリーズ名 湖畔荘

商品内容

要旨

70年前、コーンウォールの湖畔荘で消えた赤ん坊。見捨てられた屋敷の現在の持ち主は、ロンドンに住む高名な女流ミステリー作家アリス・エダヴェインだった。消えた赤ん坊の姉だ。当時、湖畔荘には三人の娘がいた。そして消えた赤ん坊は待望の男の子だったのだ。女性刑事はなんとしてもこの迷宮入りした事件の謎を解きたくなり、作家アリスに連絡を取る。一九一〇年代、三〇年代、二〇〇〇年代を行き来し、それぞれの時代の秘密を炙り出すモートンの見事な手法。複雑に絡み合う愛と悲しみがもたらすものは?そして、最後の最後で読者を驚かすのは、偶然か、必然か?モートン・ミステリーの傑作。

おすすめコメント

見捨てられた湖畔荘の現在の持ち主は、ロンドンに住む高名な女流ミステリ作家。彼女は消えた赤ん坊の姉だった。女性刑事は、なんとしても事件の真相を知りたいと作家アリスに連絡を取る。1910年代、1930年代、2000年代を行き来し、それぞれの時代の秘密を炙り出すモートンの手法は相変わらず見事としか言いようがない。そして、最後の最後で読者を驚かすのは、偶然なのか、必然なのか? モートン・ミステリの傑作。

著者紹介

モートン,ケイト (モートン,ケイト)   Morton,Kate
1976年、南オーストラリア、ベリに三人姉妹の長女として生まれる。クイーンズランド大学で舞台芸術とイギリス文学を修めた。夫と三人の息子とともに、ロンドン在住。2006年に『リヴァトン館』で作家デビュー
青木 純子 (アオキ ジュンコ)  
1954年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)