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幻視者のリアル 幻想ミステリの世界観

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出版社名 東京創元社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-488-01530-5
4-488-01530-1
税込価格 2,860円
頁数・縦 362P 20cm

商品内容

要旨

中井英夫、皆川博子―。“三大奇書”、“幻影城”、“異形コレクション”―。幻想ミステリに魅せられた著者の集大成的評論集。

目次

第1部 昼の顔と夜の顔(「アンチ・ミステリー」という怪物
『匣の中の失楽』にはじまる
昼の顔と夜の顔 ほか)
第2部 狂気と孤独と愛(幻の馬車の両輪―中井英夫論
運命の車輪が逆転する一瞬―赤江瀑論
狂気と孤独と愛―皆川博子論 ほか)
第3部 これより先は不思議の国(読む「驚異の部屋」―井上雅彦『竹馬男の犯罪』
ミニアチュールの王国の推理劇―山口雅也『キッド・ピストルズの慢心』
掌上のヘルメス―吉川良太郎『ペロー・ザ・キャット全仕事』 ほか)

出版社
商品紹介

中井英夫に≪三大奇書≫――。ミステリ評論家として第一線で活躍する著者が、幻想ミステリに焦点をしぼり纏めた集大成的評論集。

著者紹介

千街 晶之 (センガイ アキユキ)  
1970年生まれ。北海道出身。立教大学卒。95年「終わらない伝言ゲーム―ゴシック・ミステリの系譜」で第二回創元推理評論賞を受賞してデビュー。『水面の星座 水底の宝石』で第五十七回日本推理作家協会賞と第四回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)