
鬼に捧げる夜想曲
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2004年10月 |
ISBNコード |
978-4-488-02380-5
(4-488-02380-0) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 297P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2003年
第14回
鮎川哲也賞受賞 |
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要旨 |
―昭和二十一年三月十七日。乙文明は九州大分の沖合に浮かぶ満月島を目指して船中にあった。鬼角島の異名を持つこの孤島には、戦友神坂将吾がいる。明日は若き網元の当主たる将吾の祝言なのだ。輿入れするのは寺の住職三科光善の養女優子。祝言は午後七時に始まり、午前一時から山頂に建つ寺で浄めの儀式があるという。翌朝早く、神坂家に急を告げる和尚。駆けつけた乙文が境内の祈祷所で見たものは、惨たらしく朱に染まった花嫁花婿の姿であった…。―この事件に挑むのは、大分県警察部の兵堂善次郎警部補、そして名探偵藤枝孝之助。藤枝が指摘する驚愕のからくりとは?続発する怪死、更には十九年前の失踪事件をも包含する真相が暴かれるとき、満月島は震撼する。第十四回鮎川哲也賞受賞作。 |
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史上最年少、二十歳の受賞者誕生!!九州の孤島で網元の若き当主が祝言を挙げる。その翌朝、密室内で惨たらしく朱に染まっていた花嫁花婿。名探偵藤枝孝之助は真相に迫れるか?第十四回鮎川哲也賞受賞作!