
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件
出版社名 | 東京創元社 |
---|---|
出版年月 | 2005年6月 |
ISBNコード |
978-4-488-02382-9
(4-488-02382-7) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 321P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2006年
第6回
本格ミステリ大賞 評論・研究部門受賞 |
---|---|
要旨 |
一九七七年、ミステリ作家でもある名探偵エラリー・クイーンが出版社の招きで来日し、公式日程をこなすかたわら東京に発生していた幼児連続殺害事件に興味を持つ。同じ頃、大学のミステリ研究会に所属する小町奈々子は、アルバイト先の書店で、五十円玉二十枚を「千円札に両替してくれ」と頼む男に遭遇していた。奈々子はファンの集い「エラリー・クイーン氏を囲む会」に出席し、『シャム双子の謎』論を披露するなど大活躍。クイーン氏の知遇を得て、都内観光のガイドをすることに。出かけた動物園で幼児誘拐の現場に行き合わせたことから、名探偵エラリーの慧眼が先の事件との関連を見出して…。敬愛してやまない本格ミステリの巨匠EQの遺稿を翻訳したという体裁で描かれる『ニッポン硬貨の謎』The Japanese Nickel Mysteryが、十余年の歳月を経て堂々完成。アメリカの作家にして名探偵が日本の難事件をみごと解決する、華麗なるパスティーシュの世界。エラリー・クイーン生誕百年記念出版。 |
おすすめコメント
名探偵エラリー・クイーン、日本の難事件を解く!幼児連続殺害事件に挑む、来日中の名探偵エラリー・クイーン。<五十円玉二十枚の謎>との関連は?敬愛する本格ミステリの巨匠に捧げる、北村薫の華麗なるパスティーシュ。